Programming Methodology 5

今回は、プログラミングの一般的な記述方法について語られていました。

まずは、「変数(variable)」について。数学の数式に登場するような難しいものを想像するのではなく、ただの箱だと考えるという説明方法でした。変数は、name/type/valueという要素で構成されていて、変数名には、人が理解しやすいような名前をつけてやることが重要だということが強調されていました。また、integerとdoubleの違いについても、HowMuch/HowManyやuncountable/countableというような例を挙げながら丁寧に説明していました。
primitiveなtypeだけでなく、Classのようなtypeの紹介もなされていました。GLabelやGRect/GLineなどのグラフィックなクラスからオブジェクトを生成するプロセスを用いて、クラスとオブジェクトの違いが述べられています。特に、オブジェクトとそのメソッドの関連性について、オブジェクトはレシーバーであり、そのレシーバーに何かを伝える(send for)するのがメソッドだという説明が印象的でした。さらに、GLabelなどの親クラスであるGObjectについても語れていて、親クラスで定義されているメソッドは、全ての子クラスのオブジェクトで利用することができることについても触れられていました。