1-4 AOP

以前、他のSpring本を読んでAOPの概念に触れた時は、いろんなタイプのAdviceがででてきて、それをウィービングすれば分離されている関心事をターゲットに適用できるらしいということまでしかわからず、実際にそれをどうやって実現するのかということまでは追うことができませんでしたが、この節にでてくるAround Adviceの小さなサンプルを通じて、ようやく理解への道筋を見つけることができました。とはいうものの、ある程度大きなサンプルを見てみないと、AOPによる実際の効果というものはわからないような気もしたので、今後のサンプルに期待しようと思っています。
インターフェイスを適切に設計することで、こんなことができてしまうんだ、という驚きとともに、クラス間・オブジェクト間の関連性をいちいち外部ファイルに記述していくと、プログラムが大きくなっていった時にはどうなってしまうんだろうという疑問も沸いてきました。このあたりについても注意しながら、次の第二章に取り組んでいくつもりです。