1-3 Beanのライフサイクル

この節を通じて、BeanFactoryやgetBean呼び出しで何が行なわれているのかということを垣間見ることができました。BeanクラスにSpringで提供されているインターフェイスを実装することで、getBeanを行なう際に様々な処理を自動的に行なわせることができます。この節では、BeanNameAware/BeanFactoryAware/InitializingBean/DisposableBeanが利用されています。また、Beanの設定ファイルにinit-method属性を書いてやることで、自分なりの初期化処理をgetBeanの時点で実行させてやることもできます。その他、BeanFactoryにも、初期化ロジックを関連づけることができるので、様々なBeanを生成する際の共通ロジックを定義することもできそうです。このあたりの機能については、いろいろと後続のサンプルを試しながら、利用方法に馴染んでいけたらいいなと思っています。
Macで試しているため、付属CDのサンプルをそのまま実行すると文字化けしてしまうのが難点ですが、文字コードの勉強だと思って、いろいろと元のソースをいじりながら、上手いこと実行されるよう試行錯誤しています。