4.1 超循環評価器

「4.1.7 構文解析を実行から分離する」の中にある問題4-22〜24は飛ばしました。解析と実行を分離すれば、同じ式を何度も解析しなくて済むようになるということはわかりましたが、一度解析された結果が、どこでどのように保持され、再利用されるのかということを、自分の中ではっきりとさせることができませんでした。どうやらこのあたりのことは、第五章で論じられるそうなので、その時にでもしっかりとキャッチアップできればいいかなと思っています。
これで、第四章の一節目である「超循環評価器」が読み終わりました。一度読み返してみましたが、まだまだ理解が曖昧な点、最初よりも理解が深まった点を見つけることができました。自前で評価器を作ってみることで、ある規則に則って書いた式が、どのように解析されて、どのようにprimitiveな手続きによって実行されるのか、ということを追うことができるということを体感することができました。こんな風に、物事が動く仕組みを探求していくというのは、難しいけれども面白いということも、この節を勉強していて痛感したことです。
まだまだ先は長いですが、かすかにゴールまでの道のりが見えてきたので、慌てず急いで取り組んでいきたいと思っています。